学校に着いた陽子は、斗真の姿を探していた。 その時―― 「陽子!」 名前を呼ばれ、陽子はそちらに振り向いた。 真澄が駆け寄ってくる。 「昨日・・どうだった?」 「どうだったって・・・まだ言ってない」 「・・・そっか。・・言いにくいよね」 「・・・」 陽子は、前に佳苗が言っていた言葉を思い出していた。 『できちゃった結婚なんて、ママ嫌よ』 ・・・