それから私は


最低限人と関わらずに生きてきました


私から誰かに話しかけることはなく


私に話しかけてくる人もいなくなった


1人も楽でいいやって


そう思い始めた矢先


もう話しかけてないのに


関わってないのに


迷惑もかけてないのに


ゆうくんは


私を見かける度に


睨んで


罵声を浴びせてきて


唯一続けてきたバスケも


こんな気持ちじゃ続けられなくて


精神的に追い詰められた私は


感情を捨てました


もっと早くこうしとけばよかったのに


感情を捨てるとほんとに楽なんです


でもそんなとき


蘭那に出会いました