私の可愛い裕次郎は現在反抗期のようだ。 全くもって憎たらしい。 「退却だーーーー!!!退却ーーーーー!!!!!」 するとどこからか退却命令が出た。 「こんなに早く退却するなんて…」 衝撃を受け、あたりを見回してみると開戦から僅かな時間しか経過していないのにも関わらず、辺りは旧幕府軍の死体がゴロゴロと転がっていた。 「酷い…まるで地獄絵図……退却ーーーーーーーー!!!!」 私も続いて退却命令を出すと歳さんがいる陣へ戻る。