「お疲れ様〜。お茶いる?」 「おっ、気がきくじゃねえか雪!」 「ついでに何か食い物も頼むな」 「しょうがないな〜。ちょっと待っててね」 ちゃっかり原田に頼まれたお握りでも作ってあげようなんて考えながら土方の部屋の前を通り過ぎる。 『………、………を殺せ』 物騒な言葉が聞こえ、思わず足を止めた。 『しかし、歳!』 『静かに!誰が聞いてるか分からねえ』 間違いない。 勇さんと歳さんは、誰かの暗殺を企んでいる。