苦しい言い訳だと二人は分かっていたがこれ以上雪を苦しめたくなかったのだ。 いつまでもこんなことを続けるわけにはいかない。 だがどうすることが正解なのか彼女達には分からなかった。 不思議なことに勇らの死は受け入れられていないが、時の流れだけはしっかりと把握している。 7つになったたまの成長や三十路に近付いている自身の年齢は理解しているのだ。 「ごめんくださーい」 彼女が試衛館を訪れた時はそんな時だった。