それからは総司の望みを出来るだけ叶えてあげようとひと時もそばを離れず側にいた。


庭を見たいといえば縁側に座らせ、金平糖が食べたいといえば買いに行った。


膝枕も耳掻きも彼が望むものは全て叶えた。



そしてとうとう迎えた最期の日…