「それじゃあ、俺達はそろそろ帰るわ」 「また来てくださいね。僕は今寝てることしかできないから暇でしょうがないんだ」 「おいおい、呑気なこと言ってんなよ。お前には早く治して助けてもらいてえんだ」 左之さんにどつかれて笑い声をあげると噎せてしまった総司に慌ててお水を飲ませる。 「…ふぅ、ありがとう。雪、二人をそこまで送ってあげて」 「はい」