「…おねーさん!どうしたの?」
「あ、いやー…これをね、渡そうと思って」
「あ、僕のサングラス!すっかり忘れてた…ありがとう!」
「いえ、どういたしまして…」
開口一番とびっきりの天使スマイルを浮かべた音くんに、さっきまでの出来事は本当に夢だったのかと思いそうになる。
「いや、違うよね!?」
「ん?なにが?」
無垢な子犬のように首を傾げる音くん。
こ、これは完全になかったことにしようとしてるパターンか…!
「音、無理があるだろ。諦めろ」
「…はあ。まあそうだよねー」
後ろからゆっくりとこちらにやってきたそーちゃんに突っ込まれて、諦めた様子の音くんの声のトーンが急激に低くなった。
いやいや、急に変わりすぎでしょ!
なんて突っ込みを必死に心の中にとどめていると、そーちゃんの落ち着いた声が私に問いかけた。
「茉優、どこから見てた?」
「あー…そーちゃんが壁ドンする前くらいから…」
「壁ドンって…まあそれはいいや。でもそれなら…尚更ごめんな、怖い思いさせて」
あ…
伸びてきた手がぽんっと優しく頭の上に乗せられて、それから撫でるようにゆっくりと動く。
「あ、いやー…これをね、渡そうと思って」
「あ、僕のサングラス!すっかり忘れてた…ありがとう!」
「いえ、どういたしまして…」
開口一番とびっきりの天使スマイルを浮かべた音くんに、さっきまでの出来事は本当に夢だったのかと思いそうになる。
「いや、違うよね!?」
「ん?なにが?」
無垢な子犬のように首を傾げる音くん。
こ、これは完全になかったことにしようとしてるパターンか…!
「音、無理があるだろ。諦めろ」
「…はあ。まあそうだよねー」
後ろからゆっくりとこちらにやってきたそーちゃんに突っ込まれて、諦めた様子の音くんの声のトーンが急激に低くなった。
いやいや、急に変わりすぎでしょ!
なんて突っ込みを必死に心の中にとどめていると、そーちゃんの落ち着いた声が私に問いかけた。
「茉優、どこから見てた?」
「あー…そーちゃんが壁ドンする前くらいから…」
「壁ドンって…まあそれはいいや。でもそれなら…尚更ごめんな、怖い思いさせて」
あ…
伸びてきた手がぽんっと優しく頭の上に乗せられて、それから撫でるようにゆっくりと動く。

