「茉優も既読にならないから、何かあったのかと思ったんだよ」
「え?」
言われてスマホを取り出すと、押せるはずのボタンが押せずにうんともすんとも反応しない。
「あは、充電切れてたみたい…ごめん」
「…何もなかったならいい」
何か言いかけたのを飲み込むようにいったん口を閉ざしてから言葉を紡いだ彼に心の中でもう一度謝っていると…今度はずかずかとこちらに向かって歩いてくる。
…先に口を開いたのは、そーちゃんだった。
「でも、ちょっと近い」
…え?
そして、音くんとの間に入ってとんっと私の肩を抱き寄せた。
「ぷっ…」
「なに」
真顔なそーちゃんと、なにやらおもいきり吹き出した口元を押さえる音くん。
…えーっと?
2人を交互に見つめながら、置いてけぼりをくらっている思考を巡らせる。
これは…しいていうなら、ヤキモチを妬いてるみたいな?
「もう、どうしたのそーちゃん」
頭をよぎったそんな可能性に、熱くなる頬を誤魔化すように笑顔を浮かべた。
と、とりあえずちょっとでも距離…!
外見はうまく取り繕えても、勝手に早くなる心臓の音に関しては自分の意思ではどうにもできない。
言うことを聞いてくれないその鼓動をどうにかして落ち着けようと、心の中で深呼吸を繰り返す。
「え?」
言われてスマホを取り出すと、押せるはずのボタンが押せずにうんともすんとも反応しない。
「あは、充電切れてたみたい…ごめん」
「…何もなかったならいい」
何か言いかけたのを飲み込むようにいったん口を閉ざしてから言葉を紡いだ彼に心の中でもう一度謝っていると…今度はずかずかとこちらに向かって歩いてくる。
…先に口を開いたのは、そーちゃんだった。
「でも、ちょっと近い」
…え?
そして、音くんとの間に入ってとんっと私の肩を抱き寄せた。
「ぷっ…」
「なに」
真顔なそーちゃんと、なにやらおもいきり吹き出した口元を押さえる音くん。
…えーっと?
2人を交互に見つめながら、置いてけぼりをくらっている思考を巡らせる。
これは…しいていうなら、ヤキモチを妬いてるみたいな?
「もう、どうしたのそーちゃん」
頭をよぎったそんな可能性に、熱くなる頬を誤魔化すように笑顔を浮かべた。
と、とりあえずちょっとでも距離…!
外見はうまく取り繕えても、勝手に早くなる心臓の音に関しては自分の意思ではどうにもできない。
言うことを聞いてくれないその鼓動をどうにかして落ち着けようと、心の中で深呼吸を繰り返す。

