けど、ある事が原因で当たり前の生活を封印したんだ。



「なんか気になるけど、聞かないでおく。」


『うん。』



私どうしたんだろう?
洋の気遣いが嬉しいく感じてる。



このまま本当に、昔の私に戻ってしまうかもしれない。


でも、怖い。


また、同じ事が起きそうで怖いんだよ。


「何を考えてるか知らねぇけど、
あの4人は良い奴だよ。

少しの間過ごしただけでも分かるだろ?」


『分かるよ、だけど...』


この3日間だけは、楽しく過ごしたい。



だけど、後に戻るのが怖い。
一体私はどうすればいいの?



「よく考えてみ?

ここ冷えるから、戻ろう」



洋が送り届けてくれた。
きっと部屋に戻らないと思ったんだろう。


どうしたらいいんだろう。



ドアノブに手をかけ、ドアを開けた。



「由奈ちゃん!
遅かったね、心配しちゃった!」



「なんかあった?」



あぁ、ダメかもしれない。
みんなの優しさに触れていると、心が暖かくなる。



『ごめんね、洋と話してたら遅くなっちゃった。』



ねぇ、私皆と仲良くなりたいよ。
どうしたら、この気持ちを抑えられるの?


私はどうしたらいいの?