きっと私は、

どこかで道を踏み外した。



でも、そんなの今更後悔しても遅い。



私が決めた事を
どうこう言うつもりはないけど、やっぱり少し憧れてしまう。



友達と仲良く話すクラスメイト。


恋人と廊下でじゃれ合うクラスメイト


私の目には、そんな光景が毎日入ってくる。


別に気にしてなんかいない。
そうだよ、今更どうかしてる。



私の世界に光なんて存在してはいけないのだから。



光を求めてしまったら、また暗闇に引きずり込まれてしまうから。



ただただ私は、その暗闇に怯えている。


どうせ一度しかない人生、
「楽しんだもん勝ち」ふと誰かが言っていた言葉を思い出す。


楽しんだもん勝ちか、確かにそうかもしれない。


でも、楽しむ事が全てじゃないから。


私だったら、一度しかない人生平凡に過ごしたい。


何も起きず、ひっそり目立たず生活した方が楽でしょ?