「お兄さんをひいた人が先生をひくはずだったってこと?」
『ああ…』
「それが、お兄さんの願掛けがあったおかげで先生は救われたんだよね?」
『ああ。』
「じゃぁ、なんでお兄さんは陸に恨みをもつの?」
『嫉妬……かな?
うすうす、二人の関係を気づいていたんだよ兄貴はな…。
でも、先生を失いたくなくて気づかないふりをしていた。口にしたら、あいつのとこに行くのがわかっていたからな。…それを悩み続けて精神的に苦しかったんだろうな。
不眠症で精神科に通っていたんだよ、兄貴はな』
「そんなに愛してたんだ…先生のこと」
『いや…愛し過ぎていたのは、多分あいつと先生だな…』
え…
また 鼓動が早くなってきた
『ああ…』
「それが、お兄さんの願掛けがあったおかげで先生は救われたんだよね?」
『ああ。』
「じゃぁ、なんでお兄さんは陸に恨みをもつの?」
『嫉妬……かな?
うすうす、二人の関係を気づいていたんだよ兄貴はな…。
でも、先生を失いたくなくて気づかないふりをしていた。口にしたら、あいつのとこに行くのがわかっていたからな。…それを悩み続けて精神的に苦しかったんだろうな。
不眠症で精神科に通っていたんだよ、兄貴はな』
「そんなに愛してたんだ…先生のこと」
『いや…愛し過ぎていたのは、多分あいつと先生だな…』
え…
また 鼓動が早くなってきた


