神崎 陸

19歳。

一個ダブりの私と同じクラス。

知り合ったのは
入学式

私の斜めにいた陸。
透き通るように
吸い込まれる瞳が素敵で少しハスキーな
その声は私に恋を
覚えさせた。

凄く優しくて
そして強くて、しっかり者は 決して ひとつ歳が上だからじゃなくて 元々そうゆう人なんだと思える程の魅力を持ってる陸。

顔も 周りが認めるイケメンで ファンも多かった。
私は 最初は遠くで見ているだけでよかったつもりが
陸の優しさが わかればわかるほど好きで仕方なくて…
駄目元で告白したのがちょうど一年前。

すんなり
笑顔でオッケーしてくれて自分でビックリしていたくらい。

付き合ってからも
一ヶ月記念なんかも
マメにお祝いしてくれちゃうくらい、最高に理想の彼氏だった。

でも 最近の陸ときたら ほとんど連絡がない…

陸からは 全くといっていいほど無いのは当然で、私から連絡しても十件に一件返ってくればいいほうだった。