江崎君は舌打ちをして そのまま階段を駆け下りて行った。 残されたわたし・・は・・ 乱れた髪の毛を直すふり。 制服を直すふり、なんかしたけど。 手をつかまれ、 ぐいっと引き寄せられて 息が止まるほど強く 抱きしめられた。