それから、カナエちゃんは夜の点呼の時間になっても戻ってこなかった。 私は少し怖くなった。 舎監の先生と学校に残っていた先生達が探しに行き、 私たちは一度部屋に返された。 長く...。 長く...。 そして、かなりゆっくりと、 なにも手につかないまま、時間は流れて言った。 ...。カナエちゃんが見つかったみたいだというラ○ンが寮生のグループにとどいた。 ホットした。 その時だった...。