「真綾ちゃん...?
マアヤ!どうしたの?」
「あ、ミアちゃん...。」
声をかけようとしたらミアちゃんが横で不審そうに顔をしかめていた。
私は何故か、少し慌てて説明した。
「あのね、コレ、返そうと思って。」
穴あけパンチを見せると、ミアちゃんがふーんっといった。
「そんなの置いておけばよかったのに。」
「あ、でもね。ノックしても返事ないから中におこうとして扉開けたらカナエちゃんが...。」
「え?カナエ?まだお風呂いたと思うけど...。」
「嘘!?、だって、さっきまでそこに...!」
私は急いで扉を開けて中を見直す。

