「で、ですよね〜」



「だからって、サヤおいて帰れないし」



「なんかずっとそのまま立ち尽くしてる
なんか面白いね」



「「「わかる」」」

友、激しく同意。



「…ん?あれ?皆どうかした?」

さっきまで再起不能だったことなど知らずに何事もなかったかのように友達に声をかけた



「どうかしたって…あ、いや!なんでもないよ」

ツッコミを入れようとした友達をもう1人の友達が言わない方が良い…とその子の肩に手を添えた



「うーん?ま、とりあえず帰ろー」

私はこの微妙な空気を断ち切りたかった