わたしの人生には運もあり、出会いもあり、裏切りもある。気道哀楽の人生

人生をどのように生きるか、生きたかの手本などないが、今まで生きて成功した人の本を読み、考え方を学びということだろうが、私のような頭の悪い人間でも工夫ひとつで貧乏のどん底から這い上がり、親の再興ができた事実を語りたい気持ちになった。

まもなく66歳を迎えて、ひとつの人生の整理をしようと思うこのごろである。終活というかいままで心を開けないまま生きてきた私の人生を伝えたい、考えを残して、興味がある子孫がみて、この時代を知ってもらえれば幸いである。

死ねば元も子もなく無の世界だけである。今、生きた人生を語ろうと

今、思えばわたしは相当な上がり症、しかも自閉症であった。とにかく人前にでることは辛かった。思い込みも激しくエレベータに乗れない、乗ることができない。
あるとき、ビルの一番上に行っていて、帰るのにエレベータに乗るのが嫌で、階段を下りていたら、シャッターが閉まり、閉じ込められたことを思い出す。