あたしはこのリコと何を着るか
一緒に悩む時間が好き。
あれがいい だとか これがいい だとか
そして、あたしたちは夜の街に繰り出す。
まだ高1。たかが16歳。されど16歳。
わかってる。
でも、ずっと家庭に縛られたあたしは
こんな自由な日々を望んだ。
家で1人 暗闇の中でジッと涙を耐えるあたしより
夜の光の中で友達と笑っている方が好き。
でもそれが
弱い自分を隠すために
精一杯粋がるしかなくて
それは自分でよくわかってた。
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