そして気づけばもうライブ当日。
「うわ~、すっごい集まってくれてるじゃん」
ステージの裏から様子を見ていた陽希くんがパタパタと楽しそうに走り回る。
だけどテンションの高い陽希くんをよそに、私のテンションは低かった。
「なつめ、頑張ろうね。失敗は許さないから」
うわ~、陽希くんがプレッシャー掛けてきてるし。
もう逃げたいよぉ...
今日がたまたま休みだったとはいえ、こんな大勢お客さんがいる中で登場するなんてムリだよ。
はぁ...と弱々しくタメ息をつき肩を落としていると、意外な事に翔くんが声を掛けてくれた。
「お前はもうグループのメンバーだ。落ち込んでる暇なんてねえよ。覚悟しろ」
軽く背中をポンポンと叩かれる。気合いを入れて自分を奮い立たせた。
「私、頑張りますから。見ててください」
そう言うと、 満足そうに翔くんがフッと笑う。
「うわ~、すっごい集まってくれてるじゃん」
ステージの裏から様子を見ていた陽希くんがパタパタと楽しそうに走り回る。
だけどテンションの高い陽希くんをよそに、私のテンションは低かった。
「なつめ、頑張ろうね。失敗は許さないから」
うわ~、陽希くんがプレッシャー掛けてきてるし。
もう逃げたいよぉ...
今日がたまたま休みだったとはいえ、こんな大勢お客さんがいる中で登場するなんてムリだよ。
はぁ...と弱々しくタメ息をつき肩を落としていると、意外な事に翔くんが声を掛けてくれた。
「お前はもうグループのメンバーだ。落ち込んでる暇なんてねえよ。覚悟しろ」
軽く背中をポンポンと叩かれる。気合いを入れて自分を奮い立たせた。
「私、頑張りますから。見ててください」
そう言うと、 満足そうに翔くんがフッと笑う。


