もう、何かどうでも良くなっちゃった。


「翔くん」


「ん?」


「ちょっとゆっくり休みたいから悪いけど1人にしてくれる?」


私は心のない笑顔で取り繕った。何かを感じたのか翔くんは毒舌を吐く事もなく部屋から出て行った。



...はぁ......



私達、いつまで付き合ってられるかな...



きっと、私達の賞味期限はそろそろだろう。


味気ないこの関係は、もう終わらせた方がいいんだと私は思った。