幼い頃は家族や姉妹ともに仲良く楽しそうな家庭で、一人っ子の私からすれば仲良しの姉妹が微笑ましく感じていた。
だけど、どうして格差のような関係になってしまったんだろう。
家族なのにまるで家族じゃないみたい。
由理ちゃんが私の家で住むようになり、由理ちゃんは一度も会いに行くことはしなかった。
だけど、時々由理ちゃんは何かに思い更けた時がある。
私はずっと美実やご両親のことをあまり良く思っていないように感じていて、だから逃げるように私の家に来たんだと思っていた。
でも、本当はそうじゃなかったかもしれない。
気になっていたのでその日私は聞いてみた。
『由理ちゃんは、美実やご両親の事が嫌いだから家を出たの?』
『えっ』
『違うの?』
『そうじゃないのよ、ただこれ以上あの関係性が目に写りたくないと思っての。だから美実が両親に手を出されていてもどうでもよくなかったのかもしれない。
でも、なにかしら』
『?』
『ここあの家と比べると、やっぱりうちは普通じゃなかったのね。これが普通の家庭だって思い知らされる。
昔はこんなんじゃあなかったのに、どうしてこうも変わってしまったのかしら?もう昔のようには戻れないのかな』
きっと、どこかで由理ちゃんは罪悪感みたいなものを感じていたのかもしれない。
私も同じように幼い頃だった優しくて仲良しの家族をもう一度見たかった。
きっと、距離を置けばきっときっと元に戻る、そう信じていたかった。
由理ちゃんが実家を出てからというものの、なぜかご両親は美実に怒る事も暴力を振る事もなくなったらしく、無視するかのようにまるで他人が住み着いているかのような接しに変わったらしい。
あまりにも突然の事に、恐ろしいものでもあったと私は聞いた時感じた。
距離を置くように距離を置くように、だけど置けば置く程ご両親と美実との差は迷路のように非根曲がり、おかしさの矛先が積もる一向だった。
由理ちゃんは短大を卒業して、その間も一度も実家に戻る事はしなかった。
就職先も実家に戻る事なくこちらで決まった程だ。
でも、さすがに卒業したし大学の費用や仕送りもしてくれていたので、お礼も兼ねて顔を見せなきゃと思ったのか思ったのか、実家に一度帰ることにしたのだった。
でも、この時のことを私は今でも後悔している。
あんな悲劇をもたらす事になるなら行くべきではなかったのではないかと、もしかしたら今回の事も起きなかったのではと思う。
だけど、どうして格差のような関係になってしまったんだろう。
家族なのにまるで家族じゃないみたい。
由理ちゃんが私の家で住むようになり、由理ちゃんは一度も会いに行くことはしなかった。
だけど、時々由理ちゃんは何かに思い更けた時がある。
私はずっと美実やご両親のことをあまり良く思っていないように感じていて、だから逃げるように私の家に来たんだと思っていた。
でも、本当はそうじゃなかったかもしれない。
気になっていたのでその日私は聞いてみた。
『由理ちゃんは、美実やご両親の事が嫌いだから家を出たの?』
『えっ』
『違うの?』
『そうじゃないのよ、ただこれ以上あの関係性が目に写りたくないと思っての。だから美実が両親に手を出されていてもどうでもよくなかったのかもしれない。
でも、なにかしら』
『?』
『ここあの家と比べると、やっぱりうちは普通じゃなかったのね。これが普通の家庭だって思い知らされる。
昔はこんなんじゃあなかったのに、どうしてこうも変わってしまったのかしら?もう昔のようには戻れないのかな』
きっと、どこかで由理ちゃんは罪悪感みたいなものを感じていたのかもしれない。
私も同じように幼い頃だった優しくて仲良しの家族をもう一度見たかった。
きっと、距離を置けばきっときっと元に戻る、そう信じていたかった。
由理ちゃんが実家を出てからというものの、なぜかご両親は美実に怒る事も暴力を振る事もなくなったらしく、無視するかのようにまるで他人が住み着いているかのような接しに変わったらしい。
あまりにも突然の事に、恐ろしいものでもあったと私は聞いた時感じた。
距離を置くように距離を置くように、だけど置けば置く程ご両親と美実との差は迷路のように非根曲がり、おかしさの矛先が積もる一向だった。
由理ちゃんは短大を卒業して、その間も一度も実家に戻る事はしなかった。
就職先も実家に戻る事なくこちらで決まった程だ。
でも、さすがに卒業したし大学の費用や仕送りもしてくれていたので、お礼も兼ねて顔を見せなきゃと思ったのか思ったのか、実家に一度帰ることにしたのだった。
でも、この時のことを私は今でも後悔している。
あんな悲劇をもたらす事になるなら行くべきではなかったのではないかと、もしかしたら今回の事も起きなかったのではと思う。


