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hibiki「…どうしよう、私…葉月くんの事好きなのかも」


yuuya「ごめんね…ごめん。ダメなんだよ。お願いだから、俺の事 好きにならないでっ」


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yuuya「俺はこんな感情が大嫌いだ。知らないでほしかった」


hibiki「私は葉月くんにどんな事があっても味方だから」


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cocoa「心原はね呪われた家系なの。もう昔からずっとこれからもね。でもあなたは心原の中では特別で違うものがあるのかもしれない」


hibiki「私もいつか支配されるのだろうか」


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kana「あなたがいるから、あなたが生まれたから、あんたのお母さんが死んだのよ! あんたが死ねば良かったのに」


hibiki(ああ、そうか。あの夢は私の事だったんだ)



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reiji「美沙樹は優弥には合わないって。優弥には架菜ちゃんがいるじゃんか!」


yuuya「あいつは俺には無理なんだよ、とっくの昔に」



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hibiki「あなたは何にも分かっていない。そんなに葉月くんを傷つけてどうするの!? 自分が間違っているってどうして分かろうとしないの!?」


cocoa「これ以上、あなたまで呑み込まれてどうするの! 響ちゃんは違うでしょ!」


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reiji「俺は何の為にずっと信じていたんだろう。架菜ちゃんは優弥しかいないって思ってたのに違うのかな? 何の為に好きで居続けていたのだろう」



hibiki「篠原くんは何も間違っていないよ。好きになったのもきっと間違いじゃないよ。だって、あなたはそう信じていたんでしょ」



〈予告終了〉