美沙樹の状況どうなったのだろう。
何か変化があればいいのだけど。
朝、TV付けていないから、情報とか流れたりしているのだろうか?
捜索願いは出して美実さんの事も言ってたけど、すぐ動いてくれるかはわからないものだし。
「……」
何気なくポケットからスマホを取り出す。
「えっ!?」
メッセージが何件か届いている中、送られている名前を見て驚愕の表情になる。
「歌菜…?」
その名前に動揺を覚えた。
まさかと思い恐る恐るとメッセージ内容を確認した。
「っ!?…なんで」
どうしてそんな情報を歌菜が送ってきたのか分からないけど、理由があるとしたらやはり架菜は…。
俺は少し急ぎ気味で、美沙樹の家へと向かった。
「?」
バスを降りて美沙樹の家に向かっていると、ちらほらとスーツの来た男性が何か聞き込みをしている姿が見えた。
(これってまさか?)
「まあ、いいや」
美沙樹の家の辺りにはなぜかスーツ姿の人や何人かの人がいた。
(何これ?)
とりあえず、インターホンを押して中に入れてもらいリビングへと通された。
「あの、外にいる方って?」
気になったので美沙樹のお父さんに聞いてみた。
「美実さん関係だよ。
おそらく今回の事で聞いたんだろう?」
「そうなんですか…」
やはり美実さんは大掛かりな事件になっているんだ。
「それはそうと、響ちゃんの居場所なんだけど突き止めそうみたい」
「えっ本当ですか」
「うん」
天仲さんが言うには、まだ美沙樹のお母さんのスマホは解約されておらず、美沙樹のお母さんは美沙樹が心配だと言う事でGPSを付けていて自動的に居場所がお母さんのスマホに表示される設定してあったという。
「GPSって」
「そういう事してたのすっかり忘れててな、朝一に警察の方に伝えて今調べている最中なんだよ」
「そうなんですか…」
(あ、そうだ言わないと!)
架菜からメッセージが来ていた事を。
「あの、居場所なんですけどー」
俺は歌菜から来ていたメッセージの事を伝えた。
「えっ」
「でもなぜ?」
歌菜は俺にどこにいるかメッセージを送ってきていた。
俺が今までどんなに送っても歌菜は応対してくれた事はなかった。
だけど、美沙樹を拐った直後に居場所を送ってきている事は、やはり待っているんだ俺を。
歌菜が自分から何かする事など、基本的に俺との関わり以外考えられない。
いつだってそうだ。
美沙樹の事の初めも俺だった。
何か変化があればいいのだけど。
朝、TV付けていないから、情報とか流れたりしているのだろうか?
捜索願いは出して美実さんの事も言ってたけど、すぐ動いてくれるかはわからないものだし。
「……」
何気なくポケットからスマホを取り出す。
「えっ!?」
メッセージが何件か届いている中、送られている名前を見て驚愕の表情になる。
「歌菜…?」
その名前に動揺を覚えた。
まさかと思い恐る恐るとメッセージ内容を確認した。
「っ!?…なんで」
どうしてそんな情報を歌菜が送ってきたのか分からないけど、理由があるとしたらやはり架菜は…。
俺は少し急ぎ気味で、美沙樹の家へと向かった。
「?」
バスを降りて美沙樹の家に向かっていると、ちらほらとスーツの来た男性が何か聞き込みをしている姿が見えた。
(これってまさか?)
「まあ、いいや」
美沙樹の家の辺りにはなぜかスーツ姿の人や何人かの人がいた。
(何これ?)
とりあえず、インターホンを押して中に入れてもらいリビングへと通された。
「あの、外にいる方って?」
気になったので美沙樹のお父さんに聞いてみた。
「美実さん関係だよ。
おそらく今回の事で聞いたんだろう?」
「そうなんですか…」
やはり美実さんは大掛かりな事件になっているんだ。
「それはそうと、響ちゃんの居場所なんだけど突き止めそうみたい」
「えっ本当ですか」
「うん」
天仲さんが言うには、まだ美沙樹のお母さんのスマホは解約されておらず、美沙樹のお母さんは美沙樹が心配だと言う事でGPSを付けていて自動的に居場所がお母さんのスマホに表示される設定してあったという。
「GPSって」
「そういう事してたのすっかり忘れててな、朝一に警察の方に伝えて今調べている最中なんだよ」
「そうなんですか…」
(あ、そうだ言わないと!)
架菜からメッセージが来ていた事を。
「あの、居場所なんですけどー」
俺は歌菜から来ていたメッセージの事を伝えた。
「えっ」
「でもなぜ?」
歌菜は俺にどこにいるかメッセージを送ってきていた。
俺が今までどんなに送っても歌菜は応対してくれた事はなかった。
だけど、美沙樹を拐った直後に居場所を送ってきている事は、やはり待っているんだ俺を。
歌菜が自分から何かする事など、基本的に俺との関わり以外考えられない。
いつだってそうだ。
美沙樹の事の初めも俺だった。