願う先にある想い

けど、美実さんとの生活は地獄にしか過ぎなかった。



最初あの人との干渉は殆どなかった。



けど1年目が過ぎようとていた1ヶ月前のある日から俺に罵倒をし始めたのだった。



その途端、あの女の子に言われていた記憶が蘇ったが、なんとか心は持ち堪えれていた。



そして美実さんは俺に『殺してやる』と言い始めたのだった。



その瞬間、精神が喰われそうになり持ち堪えるのが必死だった。



その後、歌菜に告白されたけど、美実さんとの感情が少しでも良くなるのならという気持ちで承諾したけど、それは間違いに過ぎなかったと思う。



その頃から、美実さんの事もあってみんなに良い人という認識させる事が出来ずにいて、ただ心に余裕が出来ずになっていただけだった。



付き合ったとは言え、歌菜を信用している訳でもなく、単に心に余裕持たせたくて良い人をみんなに認識させたい一心だった。



歌菜と付き合って心に余裕が持たてたのか、美実さんの罵倒には多少は我慢出来るようになっていた。



ある意味では成功したと言えるのだろう。



あの女の子みたいに自分勝手に良いように利用した訳ではないが、単に余裕を持たせたかったからだけど、ある意味では利用したのだと悪い事をしてしまったと、この時初めてあの女の子の件以来、他人に情を持ってしまった。



申し訳ないとは思ったが、本当の事は言えなからどうしようもない。



中2の頃はまだ穏やかで余裕がまだあったんだ。



歌菜の事もこの時はまだ普通の人なんだなと思っていた。



そして、少しずつだけど歌菜の事を信用出来るようになっていて、他の人にも心を開いても良いじゃないじゃないかと思うようになっていた。



このまま行けば、心を純粋で穏やかだったの子供の頃に治せるかもしれないと本気で思っていた。



けど、それは日々と月日と共に崩れていくとも知らずに。