願う先にある想い

俺は小4の頃に1人の女の子を好きになったけど、それが母さんの闇の部分が俺にも生ませてしまった。



それまで、純粋で穏やかな感情が一変として変わったと言える。



その女の子は大人しそうな子だったんだけど、単に俺の容姿だけを見て利用しようと近付いたいたとんでもない子だっだ。



この時思ったのが、女の子で小学生でも酷い事をする人間はいるのだと初めて知った。



その時、母さんが言っていた言葉をようやく理解した。



利用されて容姿を侮辱されて罵声を浴びさせられて、酷く絶望され傷付いたけど、母さんとの約束で決してその子を恨んだりは絶対にしなかった。



ただ、心には気付かない内に別の感情が生まれていた。



それは、誰も父さんや零詩以外は信用出来なくなり、良い人を演じればあの女の子に対して変な感情が生む事もないだろうと思っていた。



そこから子供らしい感情を一切なくし、助けるだけで一歩手前で手を引っ込めて、それ以上は接しない。



それ以上は何もしない。



褒められればそれでいい、何もされたくない。



以前から称賛される行動はしていたけど、それは褒めてほしいとか、父さんに心配されたくないからしっかりしていたいとか、そういう気持ちでやっていたけど、確かに父さんに対しては今でもそういう気持ちで家の事をしている。



けど、他人には良い人という認識を見せてるだけで、人の評価などどうでもいい、何か人助けしたい訳でもない。



感情など一切なく、良い人と見れればそれでいい、単に偽善の人間を演じているだけだった。



他人を信用出来なくなった俺には、そうするしか他人から信用を得られなかった。



だけど、その頃の俺はまだ心はまだ壊れていなかった。



なぜなら、あの女の子に酷い事をされて他人を信用出来なくなった俺だけど、あの子もまた人としての感情があったからだ。



けど、その後出会った、歌菜と美実さんはそうじゃなかったんだ。