「えっと…響ちゃんとは友達?」
「はい、いや単なるクラスメイトです。
別に美沙樹とは言う程仲が良いって訳じゃないです。
学校では挨拶とかたまに話す程度で、ただ心配なだけなんです。危なっかしいから」
「…そうなんだ、そっか」
俺がそう説明するとなぜか天仲さんは安心したような表情をした。
「?」
「でも、確かに由理ちゃんは響ちゃんに男の子に近付かないように言いつけているっていつも言ってたような。…というか友達作る自体ダメだから」
その事については、美沙樹のお母さんから聞いていた。
最後のはよくわからないけど。
「あ、でも…そういえば由理ちゃんが言っていたかな、信用しても大丈夫そうな男の子がいるって。
男の子にしては変わってる子がいるって。それってあなたの事だったのね」
(変わってるって)
「由理ちゃんにとって響ちゃんに近付く男の子は危ないものだと思ってるから、優弥くんみたいな危なくないちゃんとした男の子は変わってるっていう認識だと思うのよ」
「そうなんですか」
(俺って変わってるって認識だったんだ)
いや、確かに変わってるっていうのは否定しないけど。
「ただ、どういう関わりであの人と一緒にいるかはわかりませんけど、あいつは一度美沙樹を殺そうとしていて、それを美実さんに頼んだんです」
「由理ちゃんを刺したのは、歌菜ちゃんという子なのね」
「はい、そうです。それに、美沙樹のお母さんが亡くなって次の日から学校に来なくなったんですよ」
「! …それは確定って事なのね」
「まあ、そうですね…歌菜は愛情表現が少し異常で他の女の子に近付くと嫌がらせなどして、それはいじめレベルの嫌がらせで、きっと美沙樹にも同じなんだろうけど、殺気の感情を持つようになったんだろう」
さすがにあれはやり過ぎだと思うけど、でも、あの事を歌菜の口から聞くことは出来なかった
やはり、歌菜をあんな風にしてしまっのは俺のせいなんだろうな。
「はい、いや単なるクラスメイトです。
別に美沙樹とは言う程仲が良いって訳じゃないです。
学校では挨拶とかたまに話す程度で、ただ心配なだけなんです。危なっかしいから」
「…そうなんだ、そっか」
俺がそう説明するとなぜか天仲さんは安心したような表情をした。
「?」
「でも、確かに由理ちゃんは響ちゃんに男の子に近付かないように言いつけているっていつも言ってたような。…というか友達作る自体ダメだから」
その事については、美沙樹のお母さんから聞いていた。
最後のはよくわからないけど。
「あ、でも…そういえば由理ちゃんが言っていたかな、信用しても大丈夫そうな男の子がいるって。
男の子にしては変わってる子がいるって。それってあなたの事だったのね」
(変わってるって)
「由理ちゃんにとって響ちゃんに近付く男の子は危ないものだと思ってるから、優弥くんみたいな危なくないちゃんとした男の子は変わってるっていう認識だと思うのよ」
「そうなんですか」
(俺って変わってるって認識だったんだ)
いや、確かに変わってるっていうのは否定しないけど。
「ただ、どういう関わりであの人と一緒にいるかはわかりませんけど、あいつは一度美沙樹を殺そうとしていて、それを美実さんに頼んだんです」
「由理ちゃんを刺したのは、歌菜ちゃんという子なのね」
「はい、そうです。それに、美沙樹のお母さんが亡くなって次の日から学校に来なくなったんですよ」
「! …それは確定って事なのね」
「まあ、そうですね…歌菜は愛情表現が少し異常で他の女の子に近付くと嫌がらせなどして、それはいじめレベルの嫌がらせで、きっと美沙樹にも同じなんだろうけど、殺気の感情を持つようになったんだろう」
さすがにあれはやり過ぎだと思うけど、でも、あの事を歌菜の口から聞くことは出来なかった
やはり、歌菜をあんな風にしてしまっのは俺のせいなんだろうな。


