〈·˚ ₊˚ˑyuuya·˚ ₊˚ˑ〉



俺はあの子に何をしてあげたら、何をすれば助けられるんだろう。



ただ、守りたい気持ちだけで助けられれば、どんなに楽なのだろうか。



でも、それだけで楽になればどんなに嬉しい事か。



そんなの最初から無理だという事は理解している。



なぜなら、俺がそうだったから。



父さんや零詞がいてくれても、あの人から苦しみは今でも取れていないのは変わらないから。