題名のない恋物語




先に映画のチケットを買っておこうということで最上階に向かった。


映画館のフロアに着くと、ポップコーンのいい香りがした。お腹が鳴ってしまいそうだ。


壁には今上映されている映画のポスターが貼ってあり、あれなんかも見たいなーなんて他愛のない話をしながらチケットを購入。


「デートなので」の一点張りで、チケットは涼が買ってくれた。嬉しいけどなんだか申し訳なかった。あとで何かお礼をしよう。


チケットを購入したあとは3階のフードコーナーに向かう。ちょうどお昼時なだけあって席はだいぶ埋まってしまっていた。家族連れや学生が多い。


私たちは窓際のカウンター席に場所を取ってから、食べ物を買いに向かう。お店はたこ焼きやうどん、スパゲッティにラーメンなどたくさんのお店が構えていた。





「理紗は何にする?」

「うどん」

「じゃ俺もそうしよ」




1番安いのでうどん、というのもあるが、単に好きなのでうどんにした。