「ほんとに?」

奏斗はそう聞き返した。

「嘘だと思う?」

「思わないけど、夢みたい」

「私も、奏斗と両思いなんて思っても
みなかった」

そして、奏斗に抱きしめられたあと、耳もとでささやかれた。

「大好きだよ」

その言葉に、私の顔がみるみる真っ赤になった。
そして、その言葉と同時に奏斗は私の唇に
あまーいキスを落とした

そしたら、奏斗が私に意地悪っぽくささやく

「奏のファーストキスは俺のものになったな」

そんなこと言うかなと思っていたから
こう言い返した

「私のファーストキスは奏斗じゃなきゃ
やだもん」

そしたら、奏斗の顔が赤くなった。
そして小さな声で

「そんな可愛い事言うの反則」
と、呟いていた。

そしてそのあと、二人は甘い時間を過ごした。