ん…

目を開けると真っ白な天井が見えた
あれ…
私、立ち上がった時に目の前が真っ暗になって…

手があったかい

その方を見ると奏斗がいた

「えっ…」

「目、覚めたか?」

「うん…」

私は、今どうなっているのかがわからなかった。

「どうして、奏斗がここに?」

「お前が俺の目の前で倒れたんだよ」

「ごめんね、心配かけて。
もう、大丈夫だから戻ってもいいよ」