「このネックレス、綺麗だけど不思議な感

じ・・・」

見惚れてしまうほど綺麗なそのネックレス

は、角度によって違う色に見える。神秘的な

そのネックレスに、私はすっかり心惹かれて

いた。

「お父様ってば、こんな物どこで手に入れた

のかしら」

私は早速ネックレスを身に着けた。そして

その日はそのまま眠りについたのだが、な

んと翌日、大変な事に・・・



チュンチュン

「・・・ん、もう・・・朝?」

朝、私は小鳥のさえずりで目が覚めた。

それにしても何かがおかしい。やけに体が

軽いのだ。


「・・・え?」


そして私は、目下に広がる光景を見て息を

飲んだ。だって、変わらずベッドで眠ってい

るのは、紛れもなく私自身だから。


・・・これって、もしかして。


もしかしてだけど・・・