「・・・私も、好きよ。貴方の事が」


既に周りは静かになっている。ただ俺達の

様子を見守っていた。


「・・・姫。結婚しよう」


幸せにするよ。君を絶対に悲しませないか

ら。


「泣かせたら、許さないんだから」

「ああ、分かってるよ」


一生誓う。君を幸せにするって。


だからもう、眠り姫にはならないで。