彼の綺麗な黒髪が、差し込んだ陽に当たっ

てキラキラと輝く。まるで天使の様に見え

た。

「・・・分かった。何とか頑張ってみる」

「ああ」

見た事もない様な優しい微笑みに胸の奥が

キュンとなる。


・・・何か、変だ・・・


急に、彼の事が気になって仕方ない。


一体、この感情は何なのだろう・・・