大好きなキミにチョコを受け取ってもらう方法。 [短編]


「当たり前でしょ、本命はずっとずっと瞬しかいないんだから。好き」

言ったと同時に涙がこぼれ落ちた。

ぎゅっと抱きしめられる。

「俺もずっと好きだった」

ウソ...。

私、あんなひどいこと、言ったのに。

許してくれるの...?

私は少しクシャっとなってしまった袋を綺麗に直すと。

「チョコ、受け取ってもらえますか」

と瞬に差し出した。

「当たり前」って。

あの、目尻にシワができる、優しい瞳で。

笑ったんだ。