大好きなキミにチョコを受け取ってもらう方法。 [短編]


え...?

「そんなとこに入れるくらいなら直接渡せよ」

この声。

この大好きな声が私に向けられるのはいつぶりかな。

ぎゅっとチョコを持つ手に力が入る。

重なってる手が熱い。

まだ怒ってるかなあの時のこと。

背中越しに瞬を感じる。

顔の横には靴箱についた瞬の大きな手。

瞬に背後から抱きしめられてるみたいな体勢だ。