「ちょ…おい、泣くなよ〜」






だって…だって…






「前さ…好きって………言ってくれたじゃん。あれってまだ有効…?」







うん…うん…!全然有効だよ!!







「じゃあ…付き合ってくれる…?」







…うん!!


でも、久彦くんはいいの?


私はきっとこの世の者じゃないんだよ?






「そんなこと、俺の中じゃ関係ないよ。

生きてようが死んでようが、今目の前にいるんだから」






その言葉を聞いて私は涙が止まらなくなった





壊れる物はない




家は輝いて見えた