「あ。」 『ガシャンッ!…パラパラ…』 あ。 久彦くんの ひいおばあさんの 形見の 花瓶… 「あー…どうしよ…」 そうだよ、どうすんの? 「まぁ、いっか!あの人優しいし、 こんな古めかしい花瓶なんかいらないでしょ。」 その言葉を聞いた時 たまりにたまった何かが 一気に溢れ出した