やめて。



『ガシャン!!!』


「いっ!!!」




私は顔色ひとつ変えずに眺めていた




彼女さんの近くにあった戸棚から、お皿が落ちて、彼女さんの手に破片が刺さったのだ


「美由香!」


久彦くんは彼女さんの名前を叫ぶと同時に



私を思いっきり睨んだ