そんなことをグルグル考えていると いつの間にか、あの日久彦くんと出会った時のような夕日が見える時間になっていた 眩しい光を無心で見つめていた が、ふと我にかえった 恐る恐る周りを見回した やっぱり… 家の中は泥棒が入ったように… いや、それ以上にめちゃくちゃになっていた あ… 私の気持ちが影響するのか… 私は初めて『私の力』を理解した