その子は私を見た
目が合った瞬間泣いた
母親があやしていたが泣き止まない
私は子供の斜め上から見下して笑った
その様子を見つけた鷹之はサッと子供と私の間に入った
チッ…また近寄れない
憎たらしい…
私は勢いよく右手を真横に広げた
そして広げた手を握りつぶした
バリバリバリン!!
パリンッパリ…
家中の窓ガラスが全部割れた
身を守る暇も与えなかった
唖然とする2人と
依然として泣き止まない娘
キャハハハハハハハハハハハハハっ!!
そのまま私は母親の元に行き、娘と同じ呪いをかけた
そして我に返って止めようとした鷹之にも同時にかけてやった



