そうして毎日が過ぎていき、鷹之の子供が生まれた 娘だ 鷹之も可愛くて仕方ないのだろう 神社に通う回数が減った ……時は来た 私はその子の目に呪いをかけた 『あらゆる幽霊が見える目』 子供が悪いわけじゃないからそれくらいにしてあげたが、これでも十分だ 見たくないものまで見えてしまう それを一生背負う事になるのだから