???said

俺たちは遅刻しながらゆっくり歩いて学校についた

自己紹介は後でな

俺たちは教室に行き席についた

女「でも綺羅くんと凛ちゃんってどこから来たんだろうね〜」

女「だよね、なんか、今日来たばかりだけどすごいみんなから好かれてたね」

?「綺羅くんと凛ちゃん?って誰かな?」

?「今日来たばかりって昨日雪さんが言ってた転入生じゃないか?」

?「あぁ!僕達も気になってたよね、だって雪さん、それに奏さんもウキウキしてたから」

?「だな、屋上行って話すか」

俺たちはそう思い屋上に行った

ガチャ!!

?「ねぇ〜この人達が転入生じゃない?」

そこには寝ている女二人がいた

?「起こすか、おい、起きろ」

凛「ん?誰....」

?「琥珀だ、そいつも起こせ」

凛「綺羅くん、起きて」

『無理です...』

凛「知らない男の子がいる」

パチッ!

『誰ですか?』

蓮「俺は蓮、琥珀の総長だ」

咲「俺は咲、副総長だ」

春「僕は春!!幹部!」

秋「俺は秋!幹部!」

桜「俺は桜、幹部」

夜「夜......」

凛「私は凛」

『綺羅です』

春「なんでここにいるの?ここ鍵かかってるけど」

凛「それは奏さんから鍵を貰ったから」

秋「奏さんと知り合いなの?」

凛「うん!知り合いだよ」

蓮「お前達双子か?」

凛「違うよ綺羅くんは私のSPだよ」

夜「SPって女だぞ......」

『SPは男だけとは限りません』

ガチャ!!

?「やっぱここにいた!」

?「俺の綺羅〜!!」

この人達はお嬢様のお兄ちゃん

最初のが宮で二人目が皐だ

『何しに来たんですか』

宮「そりゃ妹と綺羅を見にでしょ〜」

『帰ってください』

皐「おっ、蓮達じゃん」

蓮「こんにちは」

『なんでこの人達に礼をするんですか?』

咲「宮さんたちは世界No.2だが俺たちより喧嘩が強いからだ」

『へぇ〜そんな理由がなくて頭下げてたらおかしいですけどね』

皐「何でだよ!!」

『だってあなたたちみたいな馬鹿な人に頭を下げるとは思いませんし』

『すみませんお嬢様』

凛「いいのよ、私もそう思ってた」

宮「二人してひどい....」

凛「綺羅くん行こ?次雪さんの授業だから」

『はい、』

そう言って綺羅達は出ていった

蓮「あいつら、特に綺羅は何者なんですか?」

宮「興味持ったか?」

蓮「はい、あいつの目に」

宮「皐言うか?」

皐「俺達も詳しくは知らない、凛が中二の頃塾から帰ってる途中に公園で白のワンピースを着た綺羅を見つけたんだ季節は冬、その日は特に寒かったのに着ていたのはワンピース1枚、凛が話しかけても凛を殺す様な目で見てたんだ、それで家に連れて帰って凛が積極的に話していくうちに綺羅も心を開いたんだ、まぁこれは凛から聞いた話だけどな」

宮「綺羅には想像を超える闇がある、綺羅が凛に過去のことを少し話したみたいだそれを俺たちに話してくれたんだ、綺羅は小学校4年まで学校に行ったことないみたいだ」

夜「だったら勉強は」

宮「家で勉強してたみたいだ、だけどあいつは世界でも解けなかった問題を解いたんだよ、」

春「そうなんですか?!」

ガチャ!!

『何を話してるんですか?』

全「!!!!!」

宮「何してるんだよ?!」

『何驚いてるんですか?もう放課後だから一緒に帰るか聞きに来ただけです』

皐「凛は?」

『お友達と話してます』

宮「綺羅は友達作らないのか?」

『作りません、』

蓮「おい、お前のことを教えろ」

『何を知りたいんですか?』

蓮「お前の家族とかについてだ」

綺羅は家族と言う単語を言っただけで震えた

宮「綺羅!!大丈夫だから」

『あなた方に話す必要はありません帰りますよ』


宮「あぁ」

宮さんたちは先に出ていき綺羅だけが残った

『人の過去に土足で入らないでください、』

綺羅は下を向きながらそんなこと言った

次の瞬間顔を上げて

『死にますよ?』

その目は本当に殺しそうな目だった

バタン!

そう言って綺羅は出ていった

蓮said end