「やっぱりここは好きだな」 見晴らしはとてもよく校庭がしっかり見える。 直生が走っている姿も見える。 私は丘の上で寝転んで空を見上げる。 今日は前に見た青空は広がっていなかった。 あの青空は私の心の中に入っている。 また・・・見たいな。 私は右腕を目の上に当てた。