「・・・私ね、ずっと幼馴染が好きだっただけど、幼馴染は私の親友を好きになったって・・・応援してって言われた・・・」
私はずっと泣きながら話す。
名前も知らない男の人に。
見た感じ同じ高校2年生だと思う。
とても顔が整っていて、人気がありそうな人。
「・・・そっか。で?応援するの?」
「わからない。でも、好きな人に幸せになってほしい。だから・・・」
応援するそう言おうとしたら遮られて
「好きなら最後まで好きでいろよ。わざわざ気持ち消してまで応援することはない。お前の気持ちは変わるときはきっとある。だからそれまで好きでいろよ。」
「・・・好きでいても、迷惑なだけじゃない?」
「好きになってもらえて迷惑とか言うやついたら俺がぶん殴るから」

