「・・・いいんだよ。陸のこと好きでいていいんだよ。私は振られてるから。陸も亜衣のこと待ってるよ。」


「ご、ごめんね。美紅・・・。大好きだから!これからもずっと!ずっと!」


「ふふっ。私に告白してどうするのよ亜衣。私こそごめんね。応援するとか言っておきながら私、陸に告白しちゃったし・・・」


亜衣は首を横にふる。


「美紅・・・。これからもずっと親友でいてくれる?何があっても・・・」


「当たり前でしょ!私も亜衣が大好きなんだから!」


「美紅!!」


そう言って亜衣は私に抱きついてきた


「亜衣。」


私は亜衣の背中をポンポン叩く。


「いってらっしゃい。頑張って」


亜衣はいつもの・・・私の大好きな笑顔で保健室を後にした。