恋して想い、恋して涙





私は、チョークを手に取りスラスラと答えを書いていく。


私は文系よりも理系が得意。


答えが1つ。の方が私には向いている


それに比べて、陸は勉強は大嫌い。


いつもテスト前に慌てているやつ。


「えー!先生俺わかんないって!」


私は書き終わりチョークを置いて席に戻ろうとすると


「あ!美紅!助けて!!!」


呼び止められた。


「えー、まったくもう。」


私は陸からチョークを奪い取り、スラスラ書いていく。


「・・・先生、終わりました。」


そう言って席に戻った。


「市川はさすがだな〜!先生微笑ましいよ!それに比べて、萩原!お前勉強しなおしてこい!」


陸は先生から大量のプリントが配られた。