「今日は委員会がある日だよ!せっかく同じ委員会なんだからちゃんと話してきなって!」


「そーだよな。話せなきゃ付き合うとかできないもんな」


胸が苦しい。


話さないでほしい。


付き合わないでほしい。


私は矛盾してるよね。


応援するとか言ってるのに


こんなことを思ってる。


ひどいやつ。


下駄箱に着いて、靴を履き替えているところにひとりの女の子がやってきた


「美紅ー!おはよ!」


「あ!おはよー亜衣!」


私は亜衣に挨拶した後陸のことを見ると陸は顔を赤くして亜衣のことを見れていない様子。


「ねぇ!陸もちゃんと亜衣に挨拶しなよ!」


「あ、ああ。おはよ、早瀬」


「おはよう、萩原くん」


亜衣も普段陸とは話もしないから戸惑っている。


「ふたりとも早く教室行こ!」