「あ!津田くん、ここ!」
私が最近気になっていたクレープ屋さん!
ポップな雰囲気の屋台で、すごく可愛いし、美味しいって評判!
「結菜ちゃんはどれにするの?」
「んー・・・」
どれにしようかな??
どれも美味しそうだから迷っちゃうな。
「これも美味しそうだけど・・・これもいいなぁ!見て、津田くん!」
「ははっ!子供みたい!無邪気だね?」
お腹を抱えるほどそこまで笑わなくてもいいじゃん・・・
それより早く決めないと!
「んー・・・、バナナチョコにする!」
「了解!」
津田くんがカウンターの前に立って注文してくれた。
「座って来な?」
「うん」
近くに置いているベンチに私は腰をかけた。
なんか、落ち着くなぁ・・・
「はい!」
「ありがとう!・・・あ、お金返すね」
鞄の中をあさって、財布を取り出してお金を出した。
「いいよ、俺の奢り!」
えぇー・・・なんか申し訳ないし。
私が行きたいって言って、来てもらっちゃってるんだし・・・



