愛されすぎて・・・





その他の係も無事に決まり、
放課後となった。



「茜ー、どうしよ・・・」



いつの間にか教室の中には私と茜と2人だけになっていて、あと真司くんの鞄だけが置いていた。



「何が?良かったじゃん!」



「良くないよ!」



だって、だってー・・・



もちろん嬉しいよ?


私の憶測だけど、もしかしたら両想いかもしれないと知った今、気まづくていつも通りに振る舞うことなんかできっ子ない。




変に意識しちゃって・・・



「めんどくさいな、結菜は・・・告っちゃえばいいじゃん、いっそうのこと」




「何言ってんの??無理無理、私にはできない」




「はいはい・・・」




それに、私のことめんどくさいって茜が言ったよね・・・



もう・・・。



「でも、真司くんも可哀想ね・・・」



「??」